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ガンダムだけじゃない! 日本初のメカニックデザイナーの仕事:「大河原邦男展」が8月開催
「タイムボカンシリーズ」「機動戦士ガンダム」「装甲騎兵ボトムズ」など、大人気アニメのロボットデザインを手がけてきた日本初のメカニックデザイナー、大河原邦男の40年以上に渡る仕事を展観する展覧会の開催が発表された。記者発表会場にはシャア専用ザク、超小型電気自動車「マキナ」もお目見えした。同展ではイラストや設定資料、さらに描き下ろし作品など約500点が展示される。また、展覧会限定ガンプラの販売も決定、同時期に開催される「機動戦士ガンダム展」(7月18日〜9月27日)との相互割引も実施される。会場は上野の森美術館、会期は8月8日〜9月27日。
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東京都現代美術館が3月18日に開館20周年!『コレクション・ビカミング』が観覧無料に
東京都現代美術館が3月18日(水)に開館20周年を迎える。これを記念して、常設展示室で開催中の「開館20周年記念 MOTコレクション特別企画『コレクション・ビカミング』」を18日に限り無料で観覧できる。さらに同展に入場の方に20周年記念のオリジナルボールペンを一人に1本プレゼントする。なお、同館では「ガブリエル・オロスコ展―内なる複数のサイクル」、「未見の星座〈コンステレーション〉-つながり/発見のプラクティス」、「菅 木志雄 置かれた潜在性」も開催されているので、こちらもぜひ(いずれも観覧料は別途必要)。
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仮面美術展へいらっしゃい:東京都庭園美術館《マスク展》4月開催
4月25日より東京都庭園美術館において『フランス国立ケ・ブランリ美術館所蔵 マスク展』が開催される。アフリカ、アジア、オセアニア、アメリカから集められたマスク(仮面)をテーマに開催されるもので、2006年にパリ、セーヌ河岸にオープンし、建築家ジャン・ヌーヴェルによる設計でも注目されているフランス国立ケ・ブランリ美術館の大規模なコレクション展だ。同展ではドレスコード割引として本展のテーマにちなんで、マスクおよび顔のモチーフや模様を身に着けた来館者は100円引きで観覧できる。勢い仮面舞踏会のような美術展になるのを期待してしまうが、セキュリティの面から展示室での着用はNGだそうだ。それでもやっ...
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種を育てる、アートに関わる:トーキョーワンダーサイト渋谷《WONDER SEEDS 2015》
公園通りの渋谷パルコ前にあるアートスペース、トーキョーワンダーサイト渋谷において『WONDER SEEDS 2015』が開催中だ(3月22日まで)。ワンダーシードは若手アーティストを対象に公募し、入選作品を展示するとともに、会場で作品を販売する“BUY=SUPPORT” をコンセプトに、若手アーティストとアートコレクターの交流の場として2003年にスタートした。本年度も多くの応募があり、その中から80点以上の作品が選ばれ展示されている。展示作品の多くが2〜3万円を中心とした求めやすい価格に設定されており、作品を購入することで、才能の種(SEEDS)を育てる、アートに参加できる貴重な場だ。...
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時速300kmの軌跡が浮かび上がる:WOW《Ray of Formula 1》
西武渋谷で開催中(3月15日まで)の『The F1展〜華麗なるフォーミュラ・ワンの世界』において展示されている、光と音のインスタレーション『Ray of Formula 1』の企画・演出・制作をWOWが担当している。最先端の技術が集結し、しのぎを削る舞台であるF1の世界を紹介する同展で、F1のスピード感を〈感じる〉ことができる作品だ。フロアに投影された光をコントローラーで操作することで、その軌跡が鈴鹿サーキットのコースを描いていき、光がメインストレートを通過すると、壁面にF1マシンの光の残像がエグゾーストノートとともに出現し、時速300kmの世界が体感できる。
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衝撃のGENBI SHINKANSEN!アート新幹線が2016年春お目見え:JR東日本 上越新幹線
JR東日本が「のってたのしい列車」のひとつとして、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」が行われている新潟エリアと首都圏を結ぶ上越新幹線に“移動する現代アートの美術館”として『GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)』を2016年春に運行を開始する。種車はこまちなどに使用されているE3系。車両のエクステリアデザインは写真家・映画監督の蜷川実花が担当し、「長岡の花火」を描いた大胆なデザインになる。アート列車といえば、ダグ・エイケンの「Station to Station」が記憶に新しいが、各車両を現代美術作家がプロデュースするということで、より多彩なアートが楽しめることを期待...
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満ちあふれる喜怒哀楽、浮世はこんなにも美しい:映画『百日紅〜Miss HOKUSAI〜』5月9日公開決定!
天才浮世絵師・葛飾北斎の娘、葛飾応為(かつしかおうい/生没年不詳)をご存知だろうか? 北斎の影に隠れてあまり注目されないが「吉原夜景図」(太田記念美術館蔵)のように光と影の妖しさ、美しさは必見。その応為=お栄や父・北斎、その仲間たちが江戸の街で自由闊達に生きる姿を描いた映画『百日紅〜Miss HOKUSAI〜』の5月9日(土)公開が決定した。監督は「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」、「河童のクゥと夏休み」など名作を次々に生み出している原恵一監督。原作は杉浦日向子「百日紅(さるすべり)」。お栄の声を杏、北斎を松重豊が演じる。初夏の公開が待ち遠しい。
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夕日に映える国立西洋美術館で、幻のバロック画家に出会う:グエルチーノ展
日が長くなっているのか、上野恩賜公園に夕日が落ちる速度も少しばかりゆっくりしてきている。国立西洋美術館では最後の大画家と言われるイタリア・バロック美術を代表する画家・グエルチーノ(1591〜1666)の油彩画44点を紹介する国内初の展覧会がはじまる(3月3日〜5月31日)。これらの作品のほとんどはイタリアのチェント市立絵画館の所蔵だが、チェントは2012年5月に地震にみまわれ、大きな被害を受けている。絵画館はいまだ閉館を余儀なくされており、本展ではチェント市の震災復興事業として、収益の一部を同館復興にあてられる。
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奇想天外、ダイナミック、極彩色のコージズキン・ワールド:ちひろ美術館・東京
絵本という枠を飛び越えて広がる画家スズキコージ(愛称 コージズキン)の魅力が満載された個展『聖コージズキンの誘惑展』がちひろ美術館・東京で開催中だ(5月24日まで)。絵本「エンソくん きしゃにのる」「サルビルサ」「ブラッキンダー」など、タイトルは知らなくとも、この絵っ!と反応する方も多いだろう。スズキコージの魅力はそのダイナミックな描写、独特な感性から引き出される極彩色で描かれた、奇想天外で幻想的な世界で、本展ではその作品世界をライブペインティングで描かれた巨大な作品を堪能できる。オープニングでは、御年67歳の誕生日を迎えたますます元気なスズキコージが、ベリーダンサーを従え、熱狂的なパフ...