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カラフルなボタンが踊る《映像表現の現在―宮津大輔コレクションより》上野の森美術館ギャラリー
上野の森美術館ギャラリーにおいて『映像表現の現在―宮津大輔コレクションより』が現在開催中だ。現代美術コレクターである宮津大輔さんのコレクションよりセレクトされた映像作品で、志賀理江子「カナリア」、志村信裕「jewel」、高木正勝「Tidal」、森山大道「25時 shinjuku, 1973」の4作品が紹介されている。
志村信裕さんの「jewel」は、床面に投影された映像の中を、カラフルなボタンがはじけ続けているもので、実際に本物のボタンを何度も落とす映像を収録して、これを組み合わせたものだ。ちょっと見にはインタラクションのあるものに見えるが実際にはそうではない。にも関わらず、子どもたちが...
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赤い糸が繋ぐのは都市の物語か? エスパス ルイ・ヴィトン東京《Le fil rouge》
先端に鉛がつけられた250本の糸が、天井から雨のように降り注ぎ、磁力により自由な線を空間に描いている。タティアナ・トゥルヴェのインスタレーション「250 Points Towards Infinity」だ。エスパス ルイ・ヴィトン東京においてグループ展『Le fil rouge(ル フィル ルージュ)』を開催中だ(5月31日まで)。本展は昨年開催された『IN SITU-1』同様、パリとミュンヘン、東京の3都において同時に開催するもので、"ル フィル ルージュ(赤い糸)”は"ストーリーを繋ぐ"という意味がある。8人のアーティストがそれぞれ「糸」を使った独自の作品を展開しており、東京では文楽...
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時速300kmの軌跡が浮かび上がる:WOW《Ray of Formula 1》
西武渋谷で開催中(3月15日まで)の『The F1展〜華麗なるフォーミュラ・ワンの世界』において展示されている、光と音のインスタレーション『Ray of Formula 1』の企画・演出・制作をWOWが担当している。最先端の技術が集結し、しのぎを削る舞台であるF1の世界を紹介する同展で、F1のスピード感を〈感じる〉ことができる作品だ。フロアに投影された光をコントローラーで操作することで、その軌跡が鈴鹿サーキットのコースを描いていき、光がメインストレートを通過すると、壁面にF1マシンの光の残像がエグゾーストノートとともに出現し、時速300kmの世界が体感できる。