画像: 蔡國強《壁撞き》(画像転載不可) 99頭の狼のレプリカで構成されたインスタレーション

蔡國強《壁撞き》(画像転載不可)
99頭の狼のレプリカで構成されたインスタレーション

今年行われる中でもっとも期待されている展覧会のひとつ、中国人アーティストのスーパースター、蔡國強(さいこっきょう/ツァイ・グオチャン)の展覧会『蔡國強展:帰去来』が7月11日(土)より横浜美術館で開催される。

蔡國強は、火薬の爆発によって描く絵画や、スケールの大きなインスタレーション、中国の文化・歴史・思想から着想を得た作品など、ダイナミックな表現力と理解しやすいコミュニケーション力を持った手法で、アートファンのみならず幅広い人々を魅了しているアーティストだ。横浜美術館のグランドギャラリーなど、余裕のある空間を活用したスケールの大きな作品を期待したい。

7月26日(日)からは今夏、開催される「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015」のプロジェクトとして、越後妻有里山現代美術館[キナーレ](新潟県十日町)において『蔡國強 蓬莱山—Penglai / Hõrai』が、また代官山アートフロントギャラリーでは27日(月)より『蔡國強 アート・アイランド』展が開催されるのでこちらも楽しみだ。さらにインゴ・ギュンターを迎え東長寺(四谷)で行われる『回向―つながる縁起』展(羅漢堂)において、7月12日のトークイベントに蔡國強が登壇する。

まさに今夏は「日本の夏、蔡國強の夏」になりそう。

【展覧会情報】
会期:2015年7月11日(土)〜10月18日(日)※休館:木曜日
開館時間:10時〜18時(入館は17時30分まで)
※夜間開館:2015年9月16日(水)、9月18日(金)は20時まで開館
(入館は19時30分まで)
会場:横浜美術館(みなとみらい)

http://yokohama.art.museum/special/2015/caiguoqiang/index.html

This article is a sponsored article by
''.