画像: Google Art Projectに伊藤若冲『樹花鳥獣図屏風』がお目見え

Googleカルチュラルインスティチュートに、新たに日本の美術館7館が加わり、世界中の美術館が所蔵する美術作品をオンラインで鑑賞できるアーカイブサイト「Google Art Project(グーグルアートプロジェクト)」で、静岡県立美術館が所蔵する伊藤若冲の『樹花鳥獣図屏風』をはじめ486点が閲覧できるようになった。

同プロジェクトへの日本の美術館の協力は2012年の東京国立博物館などの参加からはじまっており、順調に協力館を増やし、日本美術の紹介にひと役買っていると言える。今回公開された作品中、目玉と言える「樹花鳥獣図屏風」は70億画素のギガピクセルで撮影されたもので、肉眼はもちろん単眼鏡でも見ることができない、細かな筆のタッチにまで迫ることができる。

また、今回、「Googleカルチュラルインスティテュート モバイルアプリ」が登場。国立西洋美術館や広島平和記念資料館を始めとする8館の展示(展示25 件、作品487点)がスマートフォンやタブレットなどのAndroid搭載端末で鑑賞できる。たとえば、東京富士美術館のアプリでは狩野派や琳派の作品が鑑賞できる日本の江戸絵画の系譜を、さきたま史跡の博物館のアプリではギガピクセルで撮影した「金錯銘鉄剣」が収録されている。

https://www.google.com/culturalinstitute/project/art-project

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