画像: スー・ブラックウェル《灯台守りの小屋》 2014年、W360mm×H240mm×D260mm 紙、本、照明、ガラス・木製ボックス入り紙の彫刻 「スウェーデン, Across the Water」より

スー・ブラックウェル《灯台守りの小屋》
2014年、W360mm×H240mm×D260mm
紙、本、照明、ガラス・木製ボックス入り紙の彫刻 「スウェーデン, Across the Water」より

電子書籍では成立し得ないアート、それがスー・ブラックウェルが手がける、本を素材とした彫刻=ブック・スカルプチャーだ。ブラックウェルは文学作品をインスピレーションに作品づくりを行う。本を選び、読み終えると、物語のイメージをもとに、読んだ本のページをカットし、本の上に彼女の空想風景を構築していく。本の上という限られた小さな空間に、繊細で儚げな世界が生み出される。彼女の新作となる、ガストン・バシュラールの「空間の詩学」を素材とした「Dwelling すみか」をはじめ、ブック・スカルプチャー11点を紹介する『スー・ブラックウェル「Dwelling -すみか-」』が銀座のポーラミュージアムアネックスで開催中だ。日本ではじめての個展となるブラックウェルだが、すでに世界的に大変高い人気があり、企業のプロモーションやファッション誌でも取り上げられている。熱烈なファンも多く、映画監督のティム・バートンもお気に入りだとか。会期は6月14日(日)まで。

http://www.po-holdings.co.jp/m-annex/exhibition/index.html

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