ソニーといえばすぐれたデザインの製品を生み出し続けてきた、日本にとって世界に誇るべき企業でありブランドだ。東京・銀座ソニービル8FのOPUSにおいて、1970年代から現代に至るまでのすぐれたソニーデザインの製品約30点を展示した『Sony Design: MAKING MODERN』が開催中だ。ニューヨークのRizzoli International Publicationsが出版した同名写真集を記念したもので、ウォークマンやプロフィール、プレイステーション、SDR-4XIIなど、時代の象徴として生み出されたさまざまな製品を通じ、ソニーデザインの歴史を垣間見ることができ、あらためてソニーという企業が世界に与えてきた影響に感嘆する。それだけにいまのソニーには、いまいちど原点に立ち返って、また僕たちをワクワクさせてくれる製品を、デザインを生み出してほしいと願わずにはいられない。会期は6月14日(日)まで。

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